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ザ・コーヒービーンズ 鳴門

深く煎っても火に負けず、浅く煎っても爽やかな後味。そんなコーヒーってないのかな。

The Coffee Beans オーナ—、荒川のこだわりがいっぱい詰まったコーヒーとの出会いの話です。

あなたはまだ「美味しいコーヒー」を飲んだことがないかもしれない!?

1980年代のこと。わたしはメキシコベラクルス州ハラパのコーヒー公団でコーヒーの研修の日々を過ごしていました。コーヒーの収穫・精選・クラシフィカドール等の研修をし、コーヒー農園にどっぷりと浸かった日々を送っていました。

 

『深く煎っても火に負けず、浅く煎っても爽やかな後味。そんなコーヒーってないのかな。』

試行錯誤を繰り返し、探し求めて、作り上げたコーヒー。でもどれも"飲みやすいコーヒー"で終っていました。

今思えばそれはプレミアムコーヒー・コマーシャルコーヒー(※1)の限界だったのかもしれません。今でもちまたにある大多数のコーヒー群です。

 

 

21世紀。新しい世紀とともに、私の前に現れたコーヒー。

それは新しい可能性を示してくれたコーヒーでした。

『ブラジルカップオブエクセレンス』

コーヒーのTop of topとも言えるコーヒーです。

ザ・コーヒービーンズ 鳴門

コーヒー品質別生産比率

カップオブエクセレンス(0.01%)

スペシャルティコーヒー(1.5%)

ザ・コーヒービーンズ 鳴門
ザ・コーヒービーンズ 鳴門

(※1)プレミアムコーヒー・コマーシャルコーヒーは、今一般的に流通している大多数のコーヒー群のこと。

コーヒーの全体の生産比率に対して

1.5%しか流通していないスペシャルティコーヒーと

0.01%しか流通していないカップオブエクセレンスがあります。

 

言わば100人に1人1000人に1人しか飲めないこの究極のコーヒーを

当店では取り扱っております。

コーヒー全体の生産比率のうちのわずか1.5%の高品質コーヒー「スペシャルティコーヒー」は、豆を育てる段階からしっかりと管理されています。

当店では信頼出来る生産元から仕入れた、スペシャルティコーヒー・カップオブエクセレンスを取り扱っております。

ザ・コーヒービーンズ 鳴門

そんなスペシャルティコーヒーの中からさらに厳選された精鋭が審査され

カップオブエクセレンス(COE)の称号を勝ち得る

ザ・コーヒービーンズ 鳴門

コーヒーを飲む人の手に持つカップの中のコーヒーが素晴らしい美味しさであること。

際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚て消えて行く事。

そのためには、コーヒーの種子からカップに至るまで総ての段階において、一貫した体制・行程で品質向上策、品質管理が徹底していること。

これらを満たすことがスペシャルティコーヒーの必須条件です。

 

そんなスペシャルティコーヒーの中から、その年一番の最高のコーヒーを選出するための品評会が「カップ・オブ・エクセレンス(COE)品評会」です。

COEに選ばれたコーヒーは名実共にコーヒーのTop of topと言えます。

The Coffee Beansでは、そんなCOE受賞コーヒーも取り扱っております。

実際にCOE国際審査員としてホンジュラスにて審査に参加した際、生産者の方との話の中で印象に残る言葉があります。

「カップオブエクセレンスを頂点とするスペシャルティコーヒーから味わえる、ジャスミンの花の香り、アプリコット・ブラックベリーなどの風味は、そのコーヒーの木を包み込む狭い空間の気象条件と品種に起因する」

 

風味がピークとなる頃を見極め、収穫・精選をする技術者・農業従事者を守る社会環境がなければ、素晴らしいコーヒーは生まれてきません。

そして私たち焙煎技術者は、コーヒーのなかの深いところに隠されている風味を、カップの中に再現できなければなりません。

 

カップオブエクセレンスは自然環境・社会環境を守るためのプログラムを実行しています。

自然環境を守り、社会環境を守り後の人々にこの風味、感動を引き継いで行く。

時空を越え共有できる感動。

そんなコーヒーの輪のなかにいることを嬉しく思います。

ザ・コーヒービーンズ 鳴門

当店のコーヒー豆選びは、現地で生産者と深く関わるところからはじまります

「種まき〜収穫」この過程が、スペシャルティコーヒーとその他のコーヒーを分ける大きな違いとなります。

スペシャルティコーヒーは育てられる段階からしっかりとした管理システムのもと に人の手によって作られます。

一般的に美味しいコーヒーとする「キリマンジャロ」「ブラジルコーヒー」などの"産地"に限られず、純粋に素晴らしいコーヒーだけに与えられる称号です。

ザ・コーヒービーンズ 鳴門

コーヒーの種まき。約40日で発芽。

約8ヶ月苗床で大切に育てられたあと、大地へと移植される。

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その後、2年程で花が咲きはじめる。

数ヶ月をかけて、小さな青い実が大きく深紅に熟していく。

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コーヒーの実を収穫。

コーヒー豆になる前のこの姿を知らない人も多いかもしれない。

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収穫された実は、タンクで未熟美・完熟実・過熟実と分けられる。

外皮を向いたあと発酵行程へ入る。

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太陽の下で乾燥。

乾燥行程を終えたコーヒーは保管され、出荷前に脱穀・選別されて送られてくる。

ザ・コーヒービーンズ 鳴門

生産農家の人達。現地の方々とのあたたかい交流も、美味しいコーヒー選びのための大切な過程でもある。

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